受け取れる支援を先に確認する:中国の育児補助は 3 歳まで年額 3,600 元
ここで紹介する制度は、2025 年 1 月 1 日以降に生まれた 3 歳未満の子どもを対象としています。父母のいずれかが子どもの戸籍所在地で申請し、1 人につき年額 3,600 人民元を 3 歳まで受け取ります。個人所得税はかからず、最低生活保障などの支援を判定する際にも世帯収入へ算入されません。
各章で、必要な負担と効果、適用条件を確かめましょう。
ここで紹介する制度は、2025 年 1 月 1 日以降に生まれた 3 歳未満の子どもを対象としています。父母のいずれかが子どもの戸籍所在地で申請し、1 人につき年額 3,600 人民元を 3 歳まで受け取ります。個人所得税はかからず、最低生活保障などの支援を判定する際にも世帯収入へ算入されません。
国の最低基準は 98 日の産休で、うち 15 日は出産前に取得できます。難産なら 15 日、多胎出産では 1 人増えるごとにさらに 15 日加わります。休暇中の給付は出産保険基金から支払われます。会社が出産保険に加入させていなければ、会社側が支払います。
中国では、妊娠、出産、授乳を理由とする減給や解雇は禁止されています。引用した規定には、対象となる違反について 1 人あたり 1,000~5,000 元の罰金が定められています。1 歳未満の子どもに授乳している従業員には、勤務中に 1 日 1 時間の授乳時間があり、残業や夜勤を割り当ててはなりません。請求の進め方は第 19 章を参照してください。
毎日の世話と夜中に起きる時間を、時間数に直してみましょう。それに、担当する人の時給を掛けます。多くの場合、ミルクやおむつの費用より大きな額になります。子どもが生まれる前に、分担を話し合っておくことが大切です。
0~3 歳は、親が見るのか、祖父母に頼るのか、有料の支援を使うのかが大きな違いになります。中国の義務教育期間である小学校から中学校までは、住まいや学校外の活動への支出が中心になり、その後は進学先の選択が大きく影響します。全部まとめると、違いが見えないまま大きな総額だけが残ります。
周囲が子どもを望んでいることは、判断材料のひとつにはなります。ただし、時間とお金を負担するのは自分たちです。「老後に支えてもらう」という期待も別に考えましょう。20 年後の別の人の経済力と意思を前提にしているからです。持たない場合の影響も書き出し、両方を見比べてください。