時間とエネルギーヒント 9 · 約 2 分

先延ばしを努力不足でなく、つらさを避ける行動として捉える

根拠の等級 A費用対効果:標準
ひとことで言うと

先延ばしは怠けや性格だけの問題ではありません。課題が嫌か、自分にできると思うか、目先のものに流されやすいかがよい手がかりです。自分を叱るより、課題のつらさと最初の一歩を小さくします。

お金お金をかけずに
時間すぐできる
努力少し頑張る

必要なこと

無料です。まず何がつらいのかを考え、それから対策を選びます。

期待できること

691 の相関係数のメタ解析で、強く安定した関連は課題への嫌悪、期限までの距離、自己効力感、衝動性、誠実性とその下位要素である自己統制・気の散りやすさ・整理性・達成動機にありました。神経症傾向、反抗、刺激追求との関連は弱いものでした。著者は時間的動機づけ理論により、報酬が遠くなるほど現在の魅力が急速に小さくなると説明しています。

適用条件と注意点

何時間省けるかは測っていないため効果は「中」です。具体策は項目 1 の実行意図、項目 7 の分解、項目 8 の期限です。相関研究の統合なので因果の方向は分かりません。

研究と参考資料

Steel P (2007). The nature of procrastination: a meta-analytic and theoretical review of quintessential self-regulatory failure. Psychological Bulletin, 133(1), 65–94. https://doi.org/10.1037/0033-2909.133.1.65