安全と法律ヒント 6 · 約 4 分

中国発行カードの海外現金引き出しは、本人名義の全カード合計で年10万元まで

根拠の等級 A費用対効果:標準
ひとことで言うと

中国で発行された銀行カードの海外現金引き出し枠は、1枚ごとではなく、付属カードも含めた本人名義の全カード合計で、暦年当たり人民元10万元相当です。年間上限を超えると、その年の残りと翌年は海外での引き出しが停止されます。停止対象は現金引き出しであり、カード決済は対象外です。海外での通常のカード決済は、個人の年間5万米ドルの簡便な外貨購入枠も消費しません。

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必要なこと

無料です。出発前に必要な現金を見積もり、残りはカード決済を使います。現金中心の習慣を変える手間があります。

期待できること

根拠は、中国国家外貨管理局の「銀行カードによる海外での高額現金引き出し取引の規範化に関する通知」(匯発〔2017〕29号、2018年1月1日施行)です。第1条は、中国発行カードでの海外現金引き出しを、付属カードを含む本人名義カードの合計で暦年10万元相当以下とし、超過した場合は当年と翌年の海外引き出しを停止すると定めます。他人のカードを借りたり、自分のカードを貸したりして規制を回避することや、その手助けも禁止です。第2条により、外貨管理局は停止対象者の一覧を毎日発行銀行に送り、銀行は遅くとも当日北京時間17時から、自行カードによる対象者の海外引き出しを停止します。第3条により、対象者は有効な本人確認書類を持って外貨管理局の支局で引き出し明細を確認できます。第4条は、外貨カードの1枚1日当たり上限を1,000米ドル相当から人民元1万元相当に変更し、人民元カードは1枚1日当たり1万元相当を維持しています。第6条は、銀行、中国国内の人民元カード決済機関、個人の違反を、中国外貨管理条例に基づく処罰対象としています。公式Q&Aは、この通知が海外でのカード決済に影響しないこと、旅行・出張・留学の食事、宿泊、移動、買い物などの経常取引にはカードを使えること、その決済は年間5万米ドルの個人向け外貨購入枠を消費しないことを説明しています。年間枠は各金融機関のデータを外貨管理局が合算します。リアルタイム規制は取引を遅らせるため、遅延方式で管理し、その場で必ず止める仕組みではありません。2016年には、中国発行カードによる海外現金引き出しの81%が人民元3万元未満でした。以上は中国全国の制度です。

適用条件と注意点

枠は暦年で集計し、1月1日から新たに累計します。引き出し停止はカード決済には影響しません。原文は、海外で多額の現金が本当に必要なら、中国の個人外貨管理弁法に従って外貨を購入し、現金を持ち出す方法を示しています。ATMには別の注意点もあります。銀聯国際によれば、複数ブランドのロゴがあるカードは、一部の国の一部ATMで銀聯経由の引き出しを選べません。また、画面に追加手数料(surcharge)が表示されることがあり、これは現地の取扱機関が徴収する、銀聯とは別の手数料です。同ページは、クレジットカードの引き出しには借入利息がかかるため、海外では銀聯デビットカードを使うよう勧めています。紛失、ATMへの取り込み、不正利用への対処は第14章第5項を参照してください。

研究と参考資料

国家外貨管理局 (2017). 銀行カードによる海外での高額現金引き出し取引の規範化に関する通知(匯発〔2017〕29号)、第1・2・3・4・6・7条、2018年1月1日施行。https://www.safe.gov.cn/safe/2017/1230/21873.html;国家外貨管理局 (2017). 同通知に関する担当責任者の記者質問への回答。https://www.gov.cn/zhengce/2017-12/31/content_5251958.htm;中国銀聯国際. 海外ATMでの現金引き出し。https://m.unionpayintl.com/wap/cn/serviceCenter/cardUsingInstructions/805.shtml