健康と長寿ヒント 2 · 約 3 分

家や車では吸わず、来客にも家の中では吸わないでもらう

根拠の等級 A費用対効果:高い
ひとことで言うと

世界では他人の煙により年間約 60 万人が死亡し、3 割近くは子どもです。長期の受動喫煙では高血圧、心疾患、脳卒中のリスクがそれぞれ約 3 割高くなります。家庭内の曝露は家庭外より害が大きくなっています。

お金お金をかけずに
時間すぐできる
努力少し頑張る

必要なこと

お金も時間もかかりません。家族や来客に、室内で吸わないよう伝えることが難しい点です。

期待できること

2004 年に受動喫煙で死亡したのは世界で 603,000 人、全死亡の約 1.0% で、28% は子どもでした。57 研究の統合では、曝露のない人に対するオッズ比は高血圧 1.28、心疾患 1.39、心筋梗塞 1.50、脳卒中 1.36 でした。家庭内での受動喫煙は家庭外より心血管リスクが高くなりました。

適用条件と注意点

まず家の中を変えましょう。滞在時間が長く、複数研究でも家庭内の方が害が大きいためです。受動喫煙による健康損失の 61% は子どもが負っています。自分の禁煙は項目 1を参照してください。

研究と参考資料

Öberg M, Jaakkola MS, Woodward A, Peruga A, Prüss-Ustün A (2011). Worldwide burden of disease from exposure to second-hand smoke: a retrospective analysis of data from 192 countries. Lancet。引用箇所は、2004 年の受動喫煙死亡を 603,000 人、世界の死亡の約 1.0% とし、女性 47%、子ども 28%、男性 26%、障害調整生命年(DALY)の 61% が子どもだったとしています。https://doi.org/10.1016/S0140-6736(10)61388-8;(2026). The Associations Between Secondhand Smoke Exposure and Various Cardiovascular Diseases: A Meta-Analysis. Nicotine & Tobacco Research。57 研究で、高血圧 OR 1.28(95% CI 1.15~1.40)、心疾患 OR 1.39(1.28~1.50)、心筋梗塞 OR 1.50(1.17~1.84)、脳卒中 OR 1.36(1.18~1.54)を報告し、家庭内曝露の心血管リスクは家庭外より高いとしています。https://doi.org/10.1093/ntr/ntaf111