安全と法律ヒント 23 · 約 2 分

暑さで具合が悪くても、意識がはっきりして飲み込める人だけに、冷たい飲み物を少しずつ

根拠の等級 B費用対効果:高い
ひとことで言うと

意識が明瞭な場合だけ、冷たい薄い食塩水やスポーツ飲料を少量ずつ取ります。原文の目安は 1 時間 500~1,000 mL です。一気飲みで吐くと誤嚥しやすく、酒・高糖分飲料は避けます。まず体を水で冷やし、首・脇・脚の付け根を冷却してから補水します。混乱やろれつの異常があれば飲ませません。

お金お金をかけずに
時間すぐできる
努力無理なくできる

必要なこと

基本的な対応は無料で、中国のスポーツ飲料は 1 本数元です。

期待できること

中国 CDC の 2014 年の高温対策・緊急処置指針は、1 時間に 2~4 杯(500~1,000 mL)の涼しい水を少量ずつ取り、熱い水、酒、多量の糖を含む飲料、極端に冷えた飲料を避けるよう説明します。酒や高糖分飲料は体液を失わせやすいとし、熱射病の人には水を飲ませないと明記します。米 NIOSH は熱疲労では冷たい水を少量ずつ頻回に、熱けいれんでは糖と電解質のあるスポーツ飲料を 15~20 分ごとに取り、塩錠は使わないとしています。

適用条件と注意点

大量に汗をかいた後に水だけを過剰に飲むと血中ナトリウムが薄まるため、原文は塩分の補給にも言及しています。一気飲みによる嘔吐・誤嚥を避けます。氷のような飲料を避けるという中国の 2014 年版の理由は胃けいれんへの懸念で、定量的根拠はありません。体を冷やしてはいけないという意味ではありません。項目 22に関連する方法として原文は冷水で拭く、冷水に浸す、首・脇・鼠径部の保冷剤を挙げていますが、同項目に原典確認の限界があります。体表冷却と飲水を混同せず、冷却を優先し、意識・嚥下が不確かな人に飲ませません。

研究と参考資料

中国 CDC 職業衛生・中毒管理研究所(2014)「公衆の高温熱中症予防・緊急処置指針(2014 年版)」。https://niohp.chinacdc.cn/sndt/201405/t20140530_97623.htm;US CDC/NIOSH. Heat-Related Illnesses. https://www.cdc.gov/niosh/heat-stress/about/illnesses.html