健康と長寿ヒント 29 · 約 2 分

超加工食品を控える。ポテトチップス、即席麺、菓子パン、調理済み食品など

根拠の等級 A費用対効果:標準議論あり
ひとことで言うと

超加工食品の最多摂取群は最少群より死亡リスクが約 2 割、心血管死亡が約 5 割高くなりました。ただし根拠の確実性は低いと評価され、数字は割り引いて読むべきです。

お金お金をかけずに
時間継続的な時間が必要
努力継続が必要

必要なこと

買うものを替えるので追加費用は不要です。自炊や加工度の低い食材選びに毎日時間を使い、「便利ならよい」という習慣を変え続ける必要があります。

期待できること

観察研究のメタ解析をさらにまとめたレビューでは、超加工食品の多い人は少ない人より死亡リスクが約 21%(RR 1.21)、心血管死亡が約 50%(RR 1.50)高くなりました。二つの関連の根拠分類はそれぞれ「強く示唆する」「説得的」でしたが、標準的な GRADE での確実性は低または非常に低でした。

適用条件と注意点

争点は三つです。NOVA 分類は栄養が大きく異なる食品を一括し、砂糖入り飲料・加工肉と大きく重なって何が効いているか区別できず、GRADE の確実性も低くなっています。その二項目を実行した後の追加利益は不明です。反対側の根拠は同じレビューの低評価そのもので、逆の結果を示した原著があるわけではありません。まず項目 7と項目 19の砂糖入り飲料・加工肉を減らしてから考えましょう。

研究と参考資料

Lane MM ほか (2024). Ultra-processed food exposure and adverse health outcomes: umbrella review of epidemiological meta-analyses. BMJ. https://doi.org/10.1136/bmj-2023-077310