時間とエネルギーヒント 16 · 約 2 分

線を引く、読み返す、要約を書くことを、学習の中心にしない

根拠の等級 A費用対効果:標準
ひとことで言うと

学生がよく使う線引きと再読は、10種の学習法の評価では最下位の区分でした。要約、キーワード記憶法、文章をイメージ化する方法も同じ区分です。無意味ということではなく、効果が出る条件が限られます。同じ時間なら自己テストに回すほうが有効です。

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時間すぐできる
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必要なこと

無料で、時間を節約できる可能性があります。ただし、慣れていて「勉強した気分」になりやすい方法を変える必要があります。

期待できること

10種の一般的な学習法について、学習条件、学習者の特性、教材、評価形式を越えて効果が使えるかを評価したレビューです。最上位は練習テストと分散学習、中位は精緻化質問、自己説明、交互学習でした。最下位の5つは、要約、ハイライト・下線、キーワード記憶法、文章のイメージ化、再読です。多くの学生が再読と線引きを使うと答える一方、安定した成績改善にはつながらず、再読を練習テストに替えるなど、別の方法を使うことが推奨されています。

適用条件と注意点

後で自己テストする箇所の目印として線を引くことはできます。線引きそのものを学習とみなすことが問題です。最下位の評価は効果がゼロという意味ではなく、有効な条件が狭い、研究が不足しているという意味でもあります。代わりの行動は第14項と第15項を参照してください。

研究と参考資料

Dunlosky J, Rawson KA, Marsh EJ, Nathan MJ, Willingham DT (2013). Improving Students' Learning With Effective Learning Techniques: Promising Directions From Cognitive and Educational Psychology. Psychological Science in the Public Interest, 14(1), 4–58. https://doi.org/10.1177/1529100612453266