健康と長寿ヒント 18 · 約 2 分

30 歳以上の女性は子宮頸がん検診を受け、HPV 検査を優先する

根拠の等級 A費用対効果:高い
ひとことで言うと

インド農村部の試験では、HPV 検査を一度受けただけでも、子宮頸がんによる死亡リスクは約半分、進行がんが見つかるリスクも約 5 割下がりました。費用は 100~200 元ほどで、陰性なら次は 5 年後です。

お金少額の費用
時間すぐできる
努力無理なくできる

必要なこと

中国で HPV 検査は 1 回 100~300 元。陰性なら 5 年ごとで、採取は数分です。

期待できること

インド農村部の 30~59 歳の女性を対象とし、個人ではなく集団単位で無作為に割り付けた試験です。HPV 検査を 1 回行うだけで子宮頸がん死亡リスクは約 48% 下がりました(HR 0.52、95% CI 0.33~0.83)。進行子宮頸がんが見つかるリスクは約 53% 下がりました(HR 0.47、95% CI 0.32~0.69)。

適用条件と注意点

ワクチンはすべての HPV 型を防ぐわけではないので、接種済みでも検診が必要です。この研究は、無作為化した検診試験で死亡者数を直接評価し、しかも検診が 1 回だけという珍しい特徴があります。

研究と参考資料

Sankaranarayanan R ほか (2009). HPV screening for cervical cancer in rural India. New England Journal of Medicine. https://doi.org/10.1056/NEJMoa0808516