時間とエネルギーヒント 15 · 約 2 分
「必ず悪くなる」という考えを、事実でなく症状として捉える
根拠の等級 B費用対効果:標準議論あり
ひとことで言うと
20 年追跡した双生児研究では、悲観が 1 段階高いごとに死亡リスクが約 13%、心血管死亡が約 20% 高くなりました。一方、楽観の高さに対応する利益はありませんでした。対処したいのは悲観であって、「前向きさの不足」ではありません。
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必要なこと
無料です。その考えを現実の予測ではなく症状として扱うことが難しい点です。
期待できること
オーストラリアの 50 歳以上の双生児 2978 人を平均 20 年追跡し、1068 人が死亡しました。悲観尺度が 1 標準偏差高いごとに、死亡リスクは約 13% 高くなりました(リスク比 1.134、95% CI 1.065~1.207、P=8.85×10⁻⁵)。心血管死亡は約 20% 高く(1.196、1.045~1.368、P=0.0093)、がん死亡とは関連しませんでした。楽観得点と死亡率にも明確な関連はありませんでした。
適用条件と注意点
議論があります。割り付けのない観察で、「病気が先にあって悲観的になる」とも考えられます。著者はそれならがん死亡とも関連するはずと反論しますが、未測定の要因は残りえます。楽観の防護効果はなかったので無理に前向きになる必要はなく、悲観的予測を未来の正確な見通しと扱わないことです。
研究と参考資料
Whitfield JB, Zhu G, Landers JG, Martin NG (2020). Pessimism is associated with greater all-cause and cardiovascular mortality, but optimism is not protective. Scientific Reports, 10, 12609. https://doi.org/10.1038/s41598-020-69388-y