突然の顔のゆがみ、片腕の脱力、ろれつの異常はすぐ 120。待たず、自分で運転しない
顔がゆがむ、片腕が上がらない、話しにくい場合は中国の 120 へ。研究では発症 3 時間以内の血栓溶解治療で良好な回復のオッズが 1.75 倍、3~4.5 時間では 1.26 倍でした。4.5 時間超の群では明確な差がありませんでした。症状開始時刻を記録し、水や薬を飲ませず、自分で運転しないでください。
必要なこと
無料です。笑顔、両腕を前に上げる、ひとつの文を話すという三つの確認を覚えます。
期待できること
原文が紹介する 16 件の静注血栓溶解ランダム化試験、6,756 人の個別データのメタ分析では、アルテプラーゼを発症 3 時間以内に投与した場合、良好な回復(改訂 Rankin 尺度 0–1)のオッズ比は 1.75、95% CI 1.35–2.27 でした。血栓溶解は薬で詰まった血管を再開通させる治療です。3~4.5 時間では 1.26(1.05–1.51)、4.5 時間超では 1.15(0.95–1.40)で、後者は統計的な差が明確ではありませんでした。CI は信頼区間です。
適用条件と注意点
原文は、血栓溶解は早いほど有効で、4.5 時間を超えるとほぼ役立たなくなると説明しています。ただし、この研究の時間区分を根拠に自分で治療不能と判断せず、遅れた場合も直ちに救急へ連絡してください。救急車は脳卒中対応施設へ連絡して搬送準備を進められます。治療判断に使うため開始時刻を伝え、水や薬を与えず、「休めば治る」と待たないことです。
研究と参考資料
Emberson J, Lees KR, Lyden P, et al. (2014). Effect of treatment delay, age, and stroke severity on the effects of intravenous thrombolysis with alteplase for acute ischaemic stroke: a meta-analysis of individual patient data from randomised trials. Lancet, 384(9958), 1929-1935. https://doi.org/10.1016/S0140-6736(14)60584-5