健康と長寿ヒント 8 · 約 3 分

重い急病やけがは救急のトリアージ窓口へ。通常受付の列に並ばない

根拠の等級 A費用対効果:高い
ひとことで言うと

中国の救急外来は到着順ではなく、重症度で4段階に分けて診ます。評価するのは通常の受付ではなく、救急入口の予診・トリアージ窓口です。大量出血、息ができない、意識がおかしい、物が刺さっている、胸の圧迫痛など、最も危険な症状を最初に伝えてください。原文は、通常の受付に並ぶだけでは緊急度が伝わらず、診療が遅れる危険を強調しています。

お金お金をかけずに
時間すぐできる
努力無理なくできる

必要なこと

費用はかかりません。救急入口のトリアージ担当を探し、最も危険な症状を一文で伝えます。

期待できること

中国国家衛生健康委員会の2024年救急医療品質指標は、患者を重症度で4段階に分類します。I級は直ちに救命処置が必要、II級は評価と処置を並行する重症、III級は短時間内の診療が必要な急症、IV級は通常診療区域で順に診る非急症・亜急症です。北京市の実施基準では、1級は直ちに評価・治療し蘇生室または救急処置室へ、2級は直ちに生命徴候を監視し10分以内に処置、救急処置室へとします。3級は4級より優先して通常診療区域で待機し、待ち時間が30分を超えれば再評価します。4級は状態が変化しない限り順番で、待機が長くなり、4時間を超えれば再評価できます。緊急・重症者を優先し、救急入口の目立つ場所にトリアージ区域を設けます。4段階分類は全国方針、具体的時間は北京市の基準です。

適用条件と注意点

4段階は全国共通ですが、対応時間は省・市で決まります。ここでは確認できる北京市の基準を示しました。分類は、本人が感じる痛みだけでなく、心拍、血圧、酸素飽和度、症状に基づきます。1級の指標には、心拍数が毎分180超または40未満、収縮期血圧70mmHg未満、酸素飽和度80%未満、ショック、明確な心筋梗塞、急性の意識障害などがあります。評価が低すぎると感じたら、最も危険な症状を具体的に追加説明します。待機中に変化したら、直ちに担当者へ再評価を求めます。真に重篤な場合は、中国の救急番号120へ連絡してください。原文は、自力で向かうより早い場合があり、病院前の救急担当者が緊急度を評価して病院へ受入準備を伝えられると説明しています(第13章)。

研究と参考資料

国家衛生健康委員会弁公庁 (2024). 救急医学など6専門の医療品質管理指標(2024年版)に関する通知(国衛弁医政函〔2024〕150号)、付属1、指標4「救急段階別トリアージ実施率」。https://www.gov.cn/zhengce/zhengceku/202405/content_6951260.htm;北京市衛生健康委員会 (2019). 救急予診・トリアージ段階分けの強化計画と北京市病院救急予診・トリアージ基準(試行)。http://wjw.beijing.gov.cn/zwgk_20040/ylws/201912/t20191216_1242338.html(重症度と急速な変化を優先し、救急入口にトリアージ区域を設ける)。