健康と長寿ヒント 16 · 約 2 分
階段や急ぎ足など、短い強めの動きを 1 日 4~5 分積み重ねる
根拠の等級 A費用対効果:高い議論あり
ひとことで言うと
普段運動しない人でも、1~2 分の強めの動きを 1 日 3 回行う人は、まったくない人より死亡リスクが約 4 割、心血管死亡がほぼ半分低くなりました。階段や急いで歩くような動きです。
お金お金をかけずに
時間すぐできる
努力少し頑張る
必要なこと
無料で、別に運動時間を作る必要もありません。楽をせず階段や速歩を選ぶことを覚えておく必要があります。
期待できること
英国バイオバンクで、運動の習慣がない 2.52 万人を平均 6.9 年追跡し、852 人が死亡しました。1 回 1~2 分の断続的な高強度活動が 1 日 3 回ある人は、まったくない人に比べ全死亡・がん死亡リスクが 38~40%、心血管死亡が 48~49% 低くなりました。1 日合計 4.4 分の人では全死亡・がん死亡が 26~30%、心血管死亡が 32~34% 低くなりました。
適用条件と注意点
議論があります。装着型機器での実測は質問票の回想より確かですが、無作為化せず観察した研究で、追跡も 6.9 年だけです。普段まったく運動しない人が対象で、すでに定期的に運動している人にはそのまま当てはまりません。
研究と参考資料
Stamatakis E, Ahmadi MN, Gill JMR, et al. (2022). Association of wearable device-measured vigorous intermittent lifestyle physical activity with mortality. Nature Medicine, 28, 2521-2529. https://doi.org/10.1038/s41591-022-02100-x