時間とエネルギーヒント 18 · 約 2 分

「自分は視覚型、あの人は聴覚型」で学習法を選ばない

根拠の等級 A費用対効果:標準
ひとことで言うと

視覚型、聴覚型など本人の学習スタイルに合わせるとよく学べる、という考えは広く信じられています。しかし適切に検証した研究は少なく、支持する結果はほとんどなく、反対の結果もあります。好みがあることと、好みに合わせれば成績がよくなることは別です。

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時間すぐできる
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必要なこと

無料です。この分類で教材や講座を選ばず、学習スタイル診断にもお金を払わないようにします。

期待できること

学習スタイルの根拠を評価するために依頼されたレビューは、効果を示すには、まずスタイルで分類し、その各群を異なる教え方へ無作為に割り付け、最後に同一の試験で評価する必要があると説明しています。あるスタイルに最適な教え方が、別のスタイルには最適でないという、特定の交互作用が必要です。しかし、その交互作用はほぼ見つからず、大量の関連文献のうち適切な実験設計はごく少数でした。その中には適合仮説に直接反する結果もあり、著者らは教育実践にスタイル診断を導入する根拠は不十分と結論づけています。

適用条件と注意点

すべての学習スタイル理論が実験され否定されたという意味ではありません。多くは未検証です。避けたいのは、有料のスタイル診断と、その分類に基づく講座選びです。講座選びは第9項の補助制度、第13項の就業につながる短期研修の観点を参照してください。

研究と参考資料

Pashler H, McDaniel M, Rohrer D, Bjork R (2008). Learning Styles: Concepts and Evidence. Psychological Science in the Public Interest, 9(3), 105–119. https://doi.org/10.1111/j.1539-6053.2009.01038.x