健康と長寿ヒント 8 · 約 2 分

ビンロウをかまない

根拠の等級 A費用対効果:高い
ひとことで言うと

ビンロウをかむ人は、かまない人より同期間の死亡リスクが約 2 割、糖尿病やメタボリック症候群のリスクが約 5 割高くなります。口腔がんや食道がんのリスクはそれとは別にあります。

お金お金をかけずに
時間すぐできる
努力少し頑張る

必要なこと

お金も時間も不要で、購入費も節約できます。かむ習慣をやめることが難しい点です。

期待できること

アジアの 17 研究、38.8 万人をまとめた解析では、死亡リスクは約 21% 高くなりました(相対リスク 1.21、P=0.02)。死亡の解析対象はそのうち 17.96 万人です。糖尿病は約 47%(1.47)、メタボリック症候群は約 51%(1.51)高くなりました。ビンロウ自体も口腔がんと食道がんの既知の危険因子です。

適用条件と注意点

かんできた年数や 1 日量が多いほど口腔がんリスクは高く、やめると時間とともに下がります。たばこ入りのビンロウはさらに危険です。

研究と参考資料

Yamada T, Hara K, Kadowaki T (2013). Chewing betel quid and the risk of metabolic disease, cardiovascular disease, and all-cause mortality: a meta-analysis. PLoS One, 8(8), e70679. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0070679