健康と長寿ヒント 17 · 約 2 分

筋力トレーニングを週 30~60 分行う

根拠の等級 A費用対効果:標準
ひとことで言うと

週 30~60 分の筋トレをする人は、しない人より同期間の死亡リスクが 1~2 割低くなりました。さらに長くしても追加の利益は見られず、有酸素運動との併用が最も良好でした。

お金お金をかけずに
時間少し時間が必要
努力少し頑張る

必要なこと

自重スクワットや腕立て伏せなら無料です。週 1~2 回、1 回 20~30 分を予定に入れます。

期待できること

観察追跡研究の統合では、筋トレをする人の死亡リスクは 10~17% 低くなりました。量が多いほどよいわけではなく、週約 30~60 分で低下は最大の約 10~20% になり、それ以上の追加利益は見られませんでした。筋トレと有酸素運動を両方行う人は、どちらもしない人より死亡リスクが低くなりました。

適用条件と注意点

観察研究で運動量も自己申告です。「やりすぎるとかえって悪い」部分の根拠は弱く、それを理由に制限する必要はありません。高齢者の転倒予防や筋量維持の利益は第 1 章にあります。

研究と参考資料

Momma H ほか (2022). Muscle-strengthening activities are associated with lower risk and mortality in major non-communicable diseases: a systematic review and meta-analysis of cohort studies. British Journal of Sports Medicine. https://doi.org/10.1136/bjsports-2021-105061