安全と法律ヒント 2 · 約 3 分

英雄・烈士を侮辱する画像や投稿を広めない。国旗・国章・国歌を侮辱しない

根拠の等級 A費用対効果:高い
ひとことで言うと

中国では、英雄・烈士や国の象徴への侮辱が法的責任につながります。該当する行為には5~10日の拘留、または1000~3000元の罰金、より重い場合には10~15日の拘留が定められています。犯罪の要件を満たすと3年以下の刑事罰です。499人の村民が入るWeChatグループに袁隆平を中傷する投稿を2件送った人は、収容はされないものの行動を制限される「管制」6か月を言い渡されました。

お金お金をかけずに
時間すぐできる
努力少し頑張る

必要なこと

費用はかかりません。英雄・烈士、国旗、国章、国歌を扱う内容で、侮辱的なコメントや画像加工、転送を避けます。グループで冗談が続いていても、一言乗せるのを控えることが必要です。

期待できること

侮辱や事実の捏造によって英雄・烈士の氏名、肖像、名誉、栄誉を侵害し、公共の利益を損なう行為には、5~10日の拘留または1000~3000元の罰金が定められています。功績や精神を冒涜・否定したり、侵略戦争を美化する文章・画像・音声・映像を制作、拡散して公共の秩序を乱したりする行為も対象です。より重い場合は10~15日の拘留と、追加で5000元以下の罰金。「情状が重大」という刑法上の要件を満たす場合は3年以下の刑事罰です。公共の場所で国旗・国章を侮辱したり、国歌の歌詞・曲を改変して歪曲・貶める形で歌ったりする行為も、重大な場合は3年以下の刑事罰の対象になります。公表事例では、肖氏が499人のWeChatグループに袁隆平を侮辱する投稿を2件送り、管制6か月となりました。仇氏は250万人超のフォロワーがいるWeiboで国境警備兵の功績を歪める投稿を2件行い、8か月の刑と全国メディアでの公開謝罪を命じられました。

適用条件と注意点

この治安管理処罰法の条項は2025年改正で追加されました。原文は、それ以前には刑法や検察の民事公益訴訟による対応だったと説明しています。少なくとも引用事例では、数百人が参加するWeChatグループへの投稿も、公に広めた行為として扱われています。

研究と参考資料

全国人民代表大会常務委員会(2025)『治安管理処罰法』第35条。https://www.spp.gov.cn/spp/fl/202506/t20250627_699863.shtml;同(2018)『英雄烈士保護法』第22・26条。https://www.spp.gov.cn/spp/gyssshmhsh/201912/t20191202_440079.shtml;同(2020)『刑法修正案(十一)』第35条、刑法第299条の1。https://www.spp.gov.cn/zdgz/202012/t20201227_503682.shtml;全国人民代表大会(2020)『刑法』第299条・第299条の1。https://jtgl.beijing.gov.cn/jgj/jgxx/flfg/fl/11033925/index.html;最高人民法院(2022)英雄・烈士の権益保護に関する十大典型事例、事例2・3。https://www.court.gov.cn/zixun/xiangqing/382301.html