不要な通知を切り、仕事中はスマートフォンを視界から外す
通知が鳴るだけで、見たり触ったりしなくても注意課題の成績が下がり、低下は実際に通話やメッセージをしたときと同程度でした。机の上に置き、見るのを我慢していても、頭の余力は減ります。依存が強い人ほど低下が大きくなりました。
必要なこと
無料です。設定変更に数分かかるだけで、ほとんど努力はいりません。
期待できること
大学生の実験では、通知を受けるだけで、画面を見ず触らなくても注意課題の成績が明らかに低下し、その程度は実際の通話やメッセージ操作と同等でした。別の二つの実験でも、自分のスマートフォンがそばにあると、見ないようにできていても利用可能な認知能力が減り、依存の強い人で最も大きく低下しました。
適用条件と注意点
すべて実験室での単発の課題で、日々積み重なった影響は測られていません。常時の応答が本当に必要な仕事では、ごく少数の連絡先だけ通知を残す方法があります。
研究と参考資料
Stothart, Mitchum & Yehnert (2015). The attentional cost of receiving a cell phone notification. Journal of Experimental Psychology: Human Perception and Performance. https://doi.org/10.1037/xhp0000100;Ward, Duke, Gneezy & Bos (2017). Brain Drain: The Mere Presence of One's Own Smartphone Reduces Available Cognitive Capacity. Journal of the Association for Consumer Research. https://doi.org/10.1086/691462