人間関係と家族ヒント 5 · 約 2 分

距離を縮めたいなら、会話のテクニックより、浅い質問から深い質問へ交互に答える

根拠の等級 B費用対効果:標準
ひとことで言うと

初対面のふたりが、徐々に深くなる 36 の質問に交互に答えると、45 分後には、同じ時間雑談した人たちより親近感が強くなりました。作用しているのは、交互に本音を話し、少しずつ深く踏み込むことです。ただし、その場で親しくなることと、長期的な関係になることは別です。

お金お金をかけずに
時間すぐできる
努力無理なくできる

必要なこと

無料です。45 分かかります。

期待できること

面識のないふたりを組にし、3 段階で深くなる合計 36 問に交互に答えてもらいました。「誰を食事に招待してみたいか」から「最後に人前で泣いたのはいつか」までの質問です。45 分後の親近感は、同じ時間雑談をした対照群より有意に高く、この研究に参加した大学生が実生活で最も親しい関係につけた平均点も上回りました。

適用条件と注意点

大学生を対象にした 1 回の実験で、短時間の親近感だけを測り、長期的な関係になるかは調べていません。親近感は、交互に少しずつ自分の本当の姿を話すことから生まれました。決まり文句や駆け引き、一方的なアピールではありません。「自分のことを少し本音で話し、同じ深さの質問をひとつする」と、交互に進めてみましょう。

研究と参考資料

Aron A, Melinat E, Aron EN, Vallone RD, Bator RJ (1997). The experimental generation of interpersonal closeness: a procedure and some preliminary findings. Personality and Social Psychology Bulletin, 23(4), 363-377. https://doi.org/10.1177/0146167297234003