安全と法律ヒント 11 · 約 3 分

片脚の急な腫れ・張り・圧痛は早く受診。息切れや胸痛もあれば直ちに 120

根拠の等級 B費用対効果:高い
ひとことで言うと

片脚が急に太くなり押すと痛いなら、早く静脈の超音波検査を受けます。急な息苦しさ、深呼吸時の胸痛、動悸、ふらつきが加われば血栓が肺へ移った可能性があり、中国の 120 へ。確定した肺塞栓症例の 3 か月死亡率は 17.4% でした。4 時間超の不動でリスクは約 2 倍ですが、個人の絶対リスクは低いままです。

お金少額の費用
時間少し時間が必要
努力無理なくできる

必要なこと

中国での下肢静脈エコーは人民元 100~200 元程度です。

期待できること

ICOPER は 7 か国 52 病院の急性肺塞栓 2,454 例を登録し、肺動脈に血栓が詰まった患者の 3 か月全死因死亡率は 17.4%(426/2454)でした。WHO の WRIGHT 計画では、連続 4 時間以上の旅行で静脈血栓塞栓のリスクが約 2 倍になりましたが、4 時間超の不動後の絶対リスクは約 6,000 人に 1 人と低い値でした。

適用条件と注意点

両脚の腫れは心臓・肝臓・腎臓・静脈機能などの問題が多く、片脚だけ急に太くなるのが深部静脈血栓の典型です。長距離移動、術後・骨折後の安静、ギプス、妊娠・産後、がん、経口避妊薬などがリスクです。血栓が肺動脈へ移ると急な息切れ、吸気で増す胸痛、速い脈、ふらつき、喀血があり、この段階は直ちに救急です。17.4% は確定肺塞栓患者の死亡率で、脚が腫れた人全員のリスクではありません。

研究と参考資料

Goldhaber SZ, Visani L, De Rosa M (1999). Acute pulmonary embolism: clinical outcomes in the International Cooperative Pulmonary Embolism Registry (ICOPER). Lancet, 353(9162), 1386-1389. https://doi.org/10.1016/S0140-6736(98)07534-5;WHO (2007). Study results released on travel and blood clots. https://www.who.int/news/item/29-06-2007-study-results-released-on-travel-and-blood-clots