安全と法律ヒント 30 · 約 4 分

地震は建物と出口の条件で考える。耐震建物ではその場で身を守り、崩壊しやすい低い建物の出口がすぐなら退避を検討する

根拠の等級 B費用対効果:とても高い議論あり
ひとことで言うと

原文は中国で 2001 年以降に基準どおり建てられ、外まで階段やロビーを通る建物では、頭頸部を守って丈夫な机の下へ入り脚をつかむとしています。一方、耐震対策のない平屋・古いれんが造・自建住宅で出口が数歩先なら外へ退避するという区別です。飛び降り、エレベーター、揺れの最中の階段移動は避けます。

お金お金をかけずに
時間すぐできる
努力無理なくできる

必要なこと

無料です。出口までの距離、経路、丈夫な机を事前に確認します。

期待できること

中国地震局の動画は、耐震要件を満たす建物について、揺れている間は近くで身を守り、揺れの後に速やかに避難すると説明します。全体崩壊の可能性が比較的小さく、建材・装飾・照明などの落下が主な危険で、無防備に走る方がけがをしやすいためです。手や柔らかい物で頭頸部を守り、机の脚をしっかり持ちます。机がなければ耐力壁に近づいてしゃがみ、外壁・窓・バルコニーを避けます。屋外なら開けた場所へ移ります。一方、ソ連式プレハブ建物が広範に崩壊した 1988 年アルメニア地震の症例対照研究では、最初の揺れ後に外へ出ることが保護的でした。屋内にとどまった人の負傷オッズは退出者の 4.40 倍、95% CI 2.24–8.71、建物内と屋外の比較は 12.20(3.62–63.79)、5 階以上と低層の比較は 3.65(2.12–6.33)でした。

適用条件と注意点

議論があり、建物の違いが背景です。中国地震局も耐震要件を前提に、建物、現在位置、移動能力に応じるとしています。アルメニアの全壊建物では外に出る利点があり、米 FEMA は米国住宅での落下物・移動時の転倒を重視し、その場で低くなり、頭頸部を守り、つかまる方法を勧めます。Northridge 研究では物を受け止めたり、一見安定した物を支えたりすると負傷が増える可能性も示されました。原文は崩壊可能性と数秒で空地に行けるかを判断軸にし、2001 年以後の基準建築と古い非耐震の平屋などを区別しています。ただしアルメニアの研究は生存者の負傷・無傷だけで死者を含まず、階数を調整したかも不明です。退出者はもともと低層にいたかもしれず、数値をそのまま一般化できません。飛び降り、エレベーター、揺れの最中の階段は避け、屋外では高い建物、高架、電柱、ガラス壁、看板から離れます。

研究と参考資料

中国地震局・安徽省地震局制作「地震が来たら隠れるか逃げるか」啓発動画の字幕。https://www.cea.gov.cn/cea/dzpd/dzcs/5537260/index.html;Armenian HK, Noji EK, Oganesian AP (1992). A case-control study of injuries arising from the earthquake in Armenia, 1988. Bulletin of the World Health Organization, 70(2), 251-257. https://europepmc.org/article/MED/1600585;US FEMA Ready.gov. Earthquakes. https://www.ready.gov/earthquakes;Mahue-Giangreco M, Mack W, Seligson H, Bourque LB (2001). Risk factors associated with moderate and serious injuries attributable to the 1994 Northridge Earthquake. Annals of Epidemiology, 11(5), 347-357. https://doi.org/10.1016/s1047-2797(01)00220-4